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2007年も終わろうという時にパキスタンで自爆テロ。 パキスタンのブット元首相が死亡したそうです。 ただ、この人の経歴は少々気にかかるのですね、俺は。 父親も「西洋かぶれ」で(あえてこう言いますが) この手の人の定番通りハーバードとオックスフォードで学んだ後でアメリカで生活し、帰国してから父親の監禁と処刑の後でイギリスに亡命し、そこで政治運動。 社会主義インターナショナルに加盟してるんですね、このPPPという政党は。 企業の国有化などを提唱しているという政党らしいですが、この人自身はスイス企業への便宜その他で訴追されてるんですね。金を隠していたのがどうやらまたスイスの銀行でもあった模様。 夫はイギリス人・・・。 アウンサンスーチー氏とも重なりますが、報道のされ方は日本ではおおむね好意的な感じなんですが、背後をちょっとネットで調べる程度でもなかなかにきな臭いという人物です。 むーん・・・、と思いますね。 この人はあまりパキスタンの事は心配はしていなかったのではないのか、と思います。 というのは、首相在任中にあのタリバンにも入れ込んでいたらしいのですが、それは米国とタリバンの関係が良好であった時期でもある。 社会主義思想家で英国や米国の生活に染まった人が?はあ、何故イスラム原理主義のタリバンに肩入れ? 一々やることがおかしな人だとしか言えません。 厳しい言い方をすれば「この人はいったい何の為にパキスタンに舞い戻ったのか」と思います。 日本での報道のされ方はともかく、支持者はそれなりにいたのかもしれませんが、反感もかなり買っていたはず。 本人自身も危険なのは明らかですし、また失礼ながらパキスタンの政治の混乱要因にしかならないでしょう。 俺は社会主義の「理想」にはそれなりに敬意を払うつもりはありますが、スイス銀行に蓄財していたり、また首相の立場を利用して便宜を図ったり、またそれに対しても堂々と抗弁するのではなく、調査されることも裁判も逃げ回っていた様子です。 まあつまり「やってた」のでしょう。 今のムシャラフ大統領の政治が良いのか悪いのかは俺にはわかりませんが、俺が大統領であれば彼女のような人がわざわざ舞い戻って政治運動をするというのは、それなりに国の調整を内外共にやるつもりであれば、非常に迷惑であると考えます。 そして、また今度は暗殺されました。 彼女や彼女の政党を支持していた国などはおそらくはパキスタンの現政権に対して厳しい姿勢で臨むでしょう。 自業自得という気もします。 哀悼の意をまるで感じない気持ちはありませんが、テロの対象となるべくしてなった人物であるのもどうやら確かである様子。 死んでまで踊らされるであろうパキスタンの国民や政府がむしろ気の毒です。 またアメリカもイギリスもこのような人物をあまり元の「祖国」に送り返して、なにくれと「協力」させないで欲しいと思うのです。 すっかりと「染めきった」のであれば、責任を持って自分の国で生活させてあげて欲しいものです。 この場合はスイスでも良いようですが。 この後、パキスタン政府や「パキスタン国内のイスラム原理主義勢力のテロリスト」をどこの国やどこの勢力が攻めるのか、これはちょっとだけ注意してみたいと思いますよ、俺は。
by water_dragon_ver3
| 2007-12-28 00:46
| 時事問題など
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