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完全放置気味だったブログに書くってのもどうなんでしょうって思うけど投稿します。 お久しぶりです。 読んでいる人がいたとしたら。 今日書いておきたいと思ったのは集団的自衛権の行使容認の是非についてです。 結論から言ってしまいますと俺はとても賛成できません。 日本が軍事同盟を結んでいる国は、結んでいると一応言える国は米国だけです。 だが米国は欧米圏以外の同盟国や準同盟国に対してはあまり誠実であったという歴史がありません。 そもそもフセイン時代のイラクがそういう扱いでしたが、結局は不透明な理由で戦争にされて今もあんな調子です。 またこの件については謝罪が一切ない。根も葉もなかったと半ば認めている現状ですら。 日本が同じようにされないという保証は全くないです。 TPPについても一番の障害が米国議会であり、またこれについては俺は賛成ではないのでどんどん反対してくれて結構なんですが、それにしても多国間の交渉が結局それに従うしかないといういびつなものであり、これは逆に言えば万一米国にとって不利ならば、あるいは少しでも不利な事があれば米国議会で決議して「是正する」可能性があるということを示しています。 TPP交渉自体が自体秘密交渉だというのもかなり問題です。 これって民主主義ってのが実は機能してないってのを示すことだと思うのですが、民主主義の守り手を自認する米国は割りと普通にこういうことをする国です。 集団的自衛権を行使するというのがどこまで自衛なのかという問題もありますが、同盟国とされている国がそういう国だというのも問題であるとしか言えません。国会の審議においてもそのあたりは気持ち悪いくらいに触れないように、また適当に匂わしながらの答弁が続いている。やはりオープンにそのあたりを話せないのでしょうが、それ自体が米国に対しての議員達の口に出さない不信感を表していると思います。 これは自民党についても、また他の野党についても、です。どっちも結局米国をあまり信用してません。 信用できるか否かという単純な話すら口にできない国が同盟国というのはいったいどうなんでしょうか。 米国と共にやる集団的自衛権の行使をうんぬんするのであれば、そのあたりが公然といえないうちはやるべきではないです。 中国やロシアに対しては敵国扱いという形でも踏み込んだ物言いが出来ているのを見ると、まだこれらの国の方が本音では国会議員たちもまだ付き合いやすいのではないかといわざるをえませんし。 欧米圏自体非常に無責任ですから。 ウクライナの件といい、中東の件といい。 時によって「民族自決」をたてにとり、時によって「現地住民の意思を尊重して」といい、時によって「自由と民主主義」を盾に取りますが事実上取っているだけ。 国益を尊重しているだけ、なんでしょうが、非常に見苦しく見えます。 例えばイスラム国のスポンサーがサウジにいるというのはほぼ公然の秘密でしょう。 なにしろ、イエメンで騒動が起きた時にはイスラム国の連中とアルカイダの連中は「サウジアラビアを通って進撃した」のですから。 そしてシーア派の武装集団に対してのサウジアラビアの爆撃。 共同しての作戦行動というしかないのですが、これについては隠せないのでそう報道してもこの不思議については報道は全く説明しません。 いくら砂漠と言っても事実上の軍隊が通過するのを許す国は普通ありません。ましてテロリストなら。 でも通過して進撃してしまった。 この不思議にいつもは自由な言論を誇らしげに振りかざす欧米の報道機関やジャーナリストも多くがだんまりです。 俺はああいうのを見ていると欧米圏というもの自体が非常に胡散臭く思える。 まだ自分達の利害について強弁している人たちの方がまだ好感が持てます。好感が持てるというかまだマシか。 ここ数年は特に欧米圏全体の無責任さというか適当さがあからさまになってきたと思います。 もう一つ予断ですが新しく作るつもりらしい五輪向けのスタジアムについてですけどデザインから見直したらどうでしょうかと思う。 周囲の景観も考えるとはっきり言えば浮いているし、不気味なデザインです。 どこがいいのかが俺にはわかりません。 選出した人たちが本当にあれでいいと思っているのならセンスとかないと思うのです。 #
by water_dragon_ver3
| 2015-06-22 20:43
| 時事問題など
ずっと放置していたブログでありますが、再開しようかなと思っております。 特に話題も、今は、ないのですがね。 あるとしたらソチ五輪くらいでしょうか。 開会式はとても好みでした。センス良くまとまっていたと思います。 芸術性とエンターテインメントの要素が適当に混ぜ合わされていてよかった。 日本の選手の活躍は応援してますが、一番見るのが好きな競技であった男子のダウンヒルは早々に終わってしまった。あれは日本人では厳しいだろうなという競技ですが、アルペンでは一番面白いと思うのです。 フィギュアでは真央ちゃんもさることながら、見所は羽生君ですかねーという感じ。 東京都知事は舛添氏に決まりましたが、俺も消去法では彼になると思っていた。 田母神氏は発言があれこれ不安を呼びます。保守的な傾向は悪くないかも知れないがのせられやすい人にしか見えません。若者に妙に人気があるようですが、そのあたりも怖い。そこが支持層ならそこに迎合する可能性が高いが、いやそこはあまり話を聞いても、と思う。 細川氏はそもそもなんで出てきたのかがよくわかりません。脱原発を唱えるなら国政選挙に出るべきでしょうし、討論会を回避したのも意味不明です。他に政策がないならないで無いなりの何かを示すべきだったでしょうが、無い。 宇都宮氏は政策については給付制奨学金などについては個人的にはあまり反対ではない。 しかし、アジアとどうのこうのは「日本だけがとにかく謝る」みたいな従来の左翼路線の継続でしかありません。「事実の検証」をする気があまりないようで、むしろ問題をこじらせるだけでしょう。無駄な迎合を続けた事でここまで問題がおかしくなった側面もあります。 もっともこれについては旧連合国の政策、戦後レジーム転換に対する抵抗というのもあるのですが、よかったものはよかったでしょうが、悪かったものは悪かったというしかなく、今更ながらでも検証をしてあれこれ言うべきでしょうから。 宗教界ですがバチカンなどものたうち回ってるように見えます。 恐らく膿がたまりすぎてしまったのです。 それでも一応なんとかしようとしている、最近になってやっと、ですが。 このあたりなども注意してみていきたいと思いますし、前から見ています。 再開最初の投稿としてはこんなものですかね。 #
by water_dragon_ver3
| 2014-02-10 13:16
| 時事問題など
ずっと放置していたブログでありますが、再開しようかなと思っております。 特に話題も、今は、ないのですがね。 あるとしたらソチ五輪くらいでしょうか。 開会式はとても好みでした。センス良くまとまっていたと思います。 芸術性とエンターテインメントの要素が適当に混ぜ合わされていてよかった。 日本の選手の活躍は応援してますが、一番見るのが好きな競技であった男子のダウンヒルは早々に終わってしまった。あれは日本人では厳しいだろうなという競技ですが、アルペンでは一番面白いと思うのです。 フィギュアでは真央ちゃんもさることながら、見所は羽生君ですかねーという感じ。 東京都知事は舛添氏に決まりましたが、俺も消去法では彼になると思っていた。 田母神氏は発言があれこれ不安を呼びます。保守的な傾向は悪くないかも知れないがのせられやすい人にしか見えません。若者に妙に人気があるようですが、そのあたりも怖い。そこが支持層ならそこに迎合する可能性が高いが、いやそこはあまり話を聞いても、と思う。 細川氏はそもそもなんで出てきたのかがよくわかりません。脱原発を唱えるなら国政選挙に出るべきでしょうし、討論会を回避したのも意味不明です。他に政策がないならないで無いなりの何かを示すべきだったでしょうが、無い。 宇都宮氏は政策については給付制奨学金などについては個人的にはあまり反対ではない。 しかし、アジアとどうのこうのは「日本だけがとにかく謝る」みたいな従来の左翼路線の継続でしかありません。「事実の検証」をする気があまりないようで、むしろ問題をこじらせるだけでしょう。無駄な迎合を続けた事でここまで問題がおかしくなった側面もあります。 もっともこれについては旧連合国の政策、戦後レジーム転換に対する抵抗というのもあるのですが、よかったものはよかったでしょうが、悪かったものは悪かったというしかなく、今更ながらでも検証をしてあれこれ言うべきでしょうから。 宗教界ですがバチカンなどものたうち回ってるように見えます。 恐らく膿がたまりすぎてしまったのです。 それでも一応なんとかしようとしている、最近になってやっと、ですが。 このあたりなども注意してみていきたいと思いますし、前から見ています。 再開最初の投稿としてはこんなものですかね。 #
by water_dragon_ver3
| 2014-02-10 13:16
| 時事問題など
久しぶりの更新になります。 思うことは色々とあったのですが、どうにもまとまりませんので書くこともありませんでした。 まずは被災してお亡くなりになった方々に対して、遅ればせながらご冥福を改めてお祈りしたいと思います。 特に津波で亡くなった、行方不明になった方々については、残された家族の心痛も想像するにあまりあります。頑張って生きて欲しいと思いますし、行政も周囲の人々も支援をしていただきたいと思います。 なんとか助かった人たちもむしろこれからが大変でしょう。 日本という国の持つリソースもかなり消耗してしまいましたから、厳しくなるのは避けられないのではないかと考えます。 身近な人たちと連携して頑張っていくしかないと俺は思います。 今回の地震について 今回の地震とそれに伴う津波は震源が三陸沖にある非常に大きなものでした。 やや大きめの地震があった時も津波の被害については殆ど言っていいほどなかったケースが多いので、そういう意味では油断はあったかもしれません。 もっとも油断してなかったとしても被害はたいして違わなかったと思われます。防波堤の類については殆ど役に立たず、壊れた防波堤などについてはむしろ津波が襲った後は水が引いていかない原因にもなってしまいました。 断層破壊がどうやら三カ所に分かれて、ほぼ同時にあった事、海溝型地震では特に大きなものではかなり深い所に震源があることが多いのに、比較の問題では浅めである地下十キロであったというのも異例のことです。 地震事態が不可解な感じがあるのは否めません。どのようなメカニズムでこれだけ大きな地震がしかも三カ所が連携する形で発生したのかは知りたいと思います。 (追記:当初発表ではいずれも十キロだったのに、現在では二十キロをこえる深さに訂正されています。なぜそうなったのか、最初のが間違っていたとしたら何故か。これも興味深いことです。普通はあまりないことだからです。) 津波について 今回の津波は一言で言えば酷いものでした。 見てから車に乗って逃げても間に合わないようなスピードで迫る津波が日本でも発生するとは正直思っていませんでした。 今回の被害の多くが、後述する原子力発電所などについても、特に致命的なものは津波に由来するものだったといえます。 また、対応策というのが、事実上無いに近いというのも明らかになったといえます。 これだけ大きなものであった場合は、防波堤なりでどうにかなるようなものではありません。 高台に逃げるしかなかったという点を考えると、これからは沿岸沿いの地域については高台に重要な施設を設置するか、あるいはそっちに避難所や予備の事務所や倉庫などを設置する事を検討するしかないと思えます。 道路事情にについても作り直しが必要かもしれません。高台につながる道がわかりやすいものである必要があります。必要とまではいませんが考慮はしないといけないでしょう。 被災者の今後について 家屋が被災し、事実上消失した人々は多数出ています。 だが、それよりも深刻なのは、実は職場の被災による失職でしょう。 一部の企業は従業員などと力をあわせて再建を目指すというのが新聞などにも載っていましたが、他方では解散を余儀なくされた企業もあります。 この点については俺は「企業という枠組み自体を簡単に放棄させるべきではない」と思います。 行政などが資金を融通したり、事業を立て直す場を確保する事で、企業という形式を維持したままで再建させる方向で行くべきではないか。様々な専門家や技術者、業務に精通した従業員も散逸してしまうとそれほど効果的にも動けません。企業の解散だけは可能な限り阻止する方向で行政は動くべきでしょう。 原子力発電所のトラブルで避難するしかない福島県の事例についてはまた別となりますが。 福島原子力発電所について 地震はともかく津波というものを考えるとあまりにも脆弱だったといえます。 特に何が酷いかというと、狭い場所に集中して六つもの炉がある。しかも更に増やす予定もあったと言います。 俺自身も軽く考えていたところがありますから、集中して建造すること自体にはふーんと思っていたのは事実です。 が、そのような甘いものではなかった。どこかがアウトになってしまうと連鎖して爆発する、もしくは手がつけられない状態になってしまう。更に言えば、「安全対策を真剣に考えると原子力発電が安全で無い事になってしまう」からそもそも検討しなかった」というのは、正直目のくらむ思いです。これは一体どういうことなのか、と思う。 こんな姿勢でつくっていた、運用していたというのがわかったのは、この震災における発見です。そしてずっとこれでやってきていたというのもとても重い意味を持つと思います。一言で言えば話にならないと思うのです。運用する資格がそもそもないのではないか、と考えざるをえません。 しかも、このような状況下で新潟にある既に古くなっている原子炉を電力が足りないから動かせという声すらもあります。全く懲りてない。経済的にも厳しいことになるのはわかります。生産活動にも消費活動にも影響するから動かしたいのはわかる。しかし、少し不便だからというタイミングでこういう声が出てくるというのは酷い話だと思うのです。余震もまだ続いています。関東圏でも感じる地面の下からのうねりが止むことが無いそうです。日本の各地ではあの地震以後、大きめの地震ははっきり増えたと思います。地震や津波がきたらどうするのかという新しいガイドラインも公的なものはなく、今は各電力会社が独自に慌てて対応している状態。こんな状態で老朽化した原子炉を動かしたいというのはどうかしています。福井県にある高速増殖炉のもんじゅも怪しい状態です。空気に増えると爆発的に反応するナトリウムを使うしかないという点で恐ろしいものですが、なによりも燃料のプルトニウムが怖い。 安全神話は事実上崩壊したと思うのですが、それを大して気にしてない、特に専門家たちが無責任な発言を続けていたのは非常な問題だと思います。 もっとも、このような事故が一つあるとコスト的にも最悪になってしまいますし、廃炉も時間も手間もべらぼうにかかるのが原子炉ですから、あれこれ考えるとなぜ推進したのかが疑問です。考えさせないために情報を操作していたのだろうとは思いますが、そうまでした理由は何かも知りたいと思います。また利権なのでしょうか、とかは思いますが。 放射能汚染についても深刻です。基準値は暫定基準値として新しくなりましたが、なぜその数値になったのかも理由ははっきりしていません。また放射性物質は蓄積されると甲状腺などに集まって内部被爆を引き起こします。これについても厄介にしているのが、半年前、だったかな?、に反対を押し切って実施されたプルサーマル燃料の使用が問題をさらに難しくしています。なぜプルサーマルにしなければならなかったのか。しなければならない積極的な理由はあったのか、そのあたりも知りたいものです。 今後のことについて 日本経済の減速、これについては避けられません。すでに兆候ではなく、影響は出ています。 東北の復興をどうするのかも重要です。 壊滅した沿岸部については、住宅地を出来る限り高台に置くことを推奨していくしかないでしょうが、これにも費用と手間がかかります。 またおかしな政治家やブローカーが首を突っ込んでくるのではないか、という不安も否めません。否めないというかもう既に活動しているでしょう。政府は早急にその点についても対処しなければいけないと思います。資金や物資の流れなどについての透明性の確保が必要です。 福島県については避難民をどうするかは難しい問題です。色々なところが引き受けてはいますが、企業や組織から切り離された状態ですから、まず経済的な困窮が予想できます。見知らぬ土地に行かざるを得ないというのもストレスです。遠くにいるうちは応援している人も近くに避難民がやってきたらどうだろうかという心配もあります。多くは関東圏に流れ込むと思いますが、あそこも放射性物質が飛んでくる可能性が高いところですし、経済的には他の地域よりも余裕があるとはいえそれでも限度というものがあります。 東京を含む関東圏については、今既に副首都をつくるとか造らないという話が出てきています。 これは多分つくることになるでしょう。世界の要人を迎える上で、汚染されている可能性がある空気と水は問題があります。 新首都構想はこれまでも出てきては立ち消えになってきていますが、東海地震の恐れもあるので、予備の司令塔をつくる必要があるのは間違いありません。候補地としてはまずは大阪、次に名古屋、京都あたりが順当に候補地になるでしょう。東海地震の危険性を考えると名古屋はどうかなあと思わなくもありませんが。ただ、副首都といわないまでも、各官庁の中枢部を入れるためのオフィスくらいはもう既に関東圏外で確保に動いてるのではないかと思われます。 とりあえず新幹線が通っている、あるいはこれから通る所になるのは確定です。空港もないと駄目でしょうが。 わかりやすいところはこんなものですが、更に将来となるとどうなるのかというと何とも言えません。 日本の将来がどうなるかは日本だけで決まるものではないからです。 世界の流れがどうなるのかは全く不透明です。経済というよりもそれ以外の要素が大きくなっているという印象があります。 中東はずっと気になっています。リビアではカダフィ側の悪辣な行動があると新聞ではとりあげられていますが、NATO軍側も空爆では誤爆を繰り返しているのが実態です。そもそもあんなことになってしまったのは、どちらかというと反政府側の方に大きな責任があるとあの件では思います。 展望も無しに革命騒ぎを起こす人々を俺は好きではありません。展望があっても良いとは言えないのが個人的な本音です。大抵のあの手の騒ぎ、オレンジ革命とかバラ革命とかは、外部から流入した人間や資金に踊らされたあげくに、国の保有している資産を外資に「結果として」売り飛ばしていることが殆どだからです。結果から逆算して動く人も多いだろうという事を考えるといったい誰がやらせているのかと思う。 そういう胡散臭さをリビアのものにも、とりあえず元の体制側が敗北した形で決着したエジプトの事例でも感じます。 あの手のおかしな動きが日本には関係ないか、というとそれは違うと思うのです。 おかしな行動をする人はそれこそワールドワイドに動き回って活動するでしょう。 例えば、麻生政権が貶められているのはおかしいという趣旨の投稿は前にもしました。 それを振り返ると、鳩山政権はずっと通じて擁護されすぎていたと思いますし、今の菅政権は前は無駄に持ち上げられ、今は無理矢理な叩かれ方だと思います。 菅氏は確かに不手際です。わけのわからない会議なんかをどんどん増やせばいいってものじゃないよ、って思います。 原子炉のベントが遅れたのも視察の為だという報道もある。発言にも隙が多いです。 が、今の事態は誰が首相になっても厳しいものです。応援しなければいけないはずです。特に与党の議員たちは。 だが、民主党議員のかなりの割合がそうではありません。そしてメディアも菅氏がらみのどうでもいいような話ばかりを流し、放射能の影響についてや、福島以外の現在のプルサーマル炉がどうなっているのか、東北は今後どのように復興するべきか、そういう本当の意味でのまじめな話は避けている始末です。 俺はこれはおかしいと思うのですね。野党側が批判するのはOKとしても。また不適切な言動に文句を言うのもいいとしても、なぜこのような事態になって足を引っ張らないといけないのか。むしろ野党側の方が比較でいえば大人しいのは何故なのか。とても疑問を感じます。 確かに政治は迷走していると思います。 でも、その多くの原因が民放各社や新聞社にあるのではないかというのが、見ていて思ったことの一つです。 彼らはいったい何を考えてどうしたいのか、ただ混乱させたいだけなのか。 最後に 今の状況は困難なものです。その困難さが本格的に目に見えるのはもうちょっと先になるでしょう。 ただ、それであっても、まだなんとかなると思うのですね。 希望的観測とかそういうものではなく。 東北の被害は深刻ですし、福島の原子炉の問題はこれから先も厄介な問題です。 ですが、これらも潜在的に内在していた問題が表出しただけと言ってもいい。 例えば福井にある高速増殖炉のもんじゅが今の福島の第一みたいになってしまったら、こんなものではすみません。もしかしたら日本全域が壊滅、それどころか世界が、かもしれない。 しかし、そうではなかったわけです。どこかにくるはずだったものが東北に来てしまったと考えるべきです。 猶予は残されたのですから、この猶予を活かさなければいけない。 原子炉災害をどう収拾し、どう廃炉に持って行き、そしてもっとリスクのないエネルギーを開発するのか。 東北をどのようにして再建するのか。元々住んでいた住民が安心して納得して住み続ける形にするにはどうすればいいのか。津波に対してもどのような対策を立て、それを実行するのか。 経済活動に必要な生産拠点の分散化も必要でしょうし、過剰に人や金が集まってしまっている関東圏をもっと軽いものに仕立てる必要もあるでしょう。経済の中心ではこのまま行くならばあり続けるでしょうが、油断できませんし。 政府がやるべきことは多く、国民が考えなければいけないことも増えました。 天災から投げかけられた多くの課題は具体的なものです。数が多いのは確かですが、一つ一つクリアしていくべきですし、やっていればいずれ終わります。 そして、とりあえず選挙には行きましょう。 統一地方選の投票率はあまり高くなかったようですが、これは感心できませんから。 政治形態が今のままである以上は選挙はとても大事なものです。 俺は民主主義者ではありませんので、選挙プロセスには正直疑問を感じます。 が、だからこそ、あまりうまくないシステムでも機能させるべきだと思うので。 これにて今回の投稿は了とします。 なかなかな量になってしまいました。 それと今日は地震という意味では静かな一日でした。 ちょっと気持ち悪いくらいに。 だから、むしろ警戒した方がいいかもしれません。 政府としては珍しく警戒を呼びかけているということもありますから。 #
by water_dragon_ver3
| 2011-04-15 21:18
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